小説をもっと読もう

本というのは読む人は読むし読まない人は読まないものです。しかし読まない人の中にも、読んでみたいのだけれど何から読めばいいのかわからないという人がいるのではないでしょうか。そしてそんな人は意外と多いのではないでしょうか。そこでタイプ別にパピレスの小説の読み方をおすすめしたいと思います。

1、話題に乗り遅れたくないタイプ。

小説というのは漫画などに比べるとマイナーなジャンルですが、多くの情報が詰め込まれています。そして話題になる小説も少なくありません。さらに、仕事先のお客さんや、初対面の人と小説の話で盛り上がるなんてこともあるかもしれません。そんな話題に乗り遅れたくない人にとっては、作家別に分けられているものや、ジャンル分けで文芸と記されている中で、芥川賞や直木賞などの受賞作品を探してみると良いと思います。さらに、映画化やドラマ化がなされて話題となっている映像化作品のジャンル分けもありますので、そちらもチェックしてみましょう。

2、知識が欲しいタイプへ。

物知りというのは尊敬されるものです。一昔前にうんちくがブームとなったこともありましたが、すらすらと知識を述べるインテリに憧れる方も多いのではないでしょうか。そんなタイプの人にオススメなのが古典文学や詩歌などのジャンルです。古いものは意外と読んでいない方が多いのですが、何百年も読み継がれている書物には、それなりの理由があるのです。そこには現在に生きる教訓や、迷いを打ち破るヒントが隠されているかもしれません。誰も読まないものを読むというのが一つのポイントです。

3、物語の世界観に浸りたい方へ。

本というのは、表現の自由、創造の自由があります。それでは、どのような世界も描けるということです。理想の世界や絶望の世界など。仕事や学校などつらい日常から逃避するような意味も小説を読む行動には含まれるのではないでしょうか。そんな人たちにオススメなのはSF・ファンタジーなどのジャンルです。あるいは恋愛小説も含まれるかもしれません。

4、見知らぬ世代の文化を知りたい方へ。

小説にはジャンルによって読者の年齢層が偏っているものがあります。若い人は、おっさん世代の気持ちがわからない。逆におっさん世代は若い人の考えていることがわからないというカルチャーギャップが生じている方も多いのではないでしょうか。そんな人たちにとっては、若い人を知りたい年長世代はライトノベル、おっさん世代を知りたい若い人は歴史・時代小説に触れてみると良いかも知れません。同じ趣味趣向の人には親近感が湧くものです。世代を超えたジャンルをフォローしてみるのもいかがでしょうか。

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